失業添乗員の珍道中録

添乗員からOLへ、再デビュー日記。

失業添乗員の珍道中録改め、日本のOL生活で発見したあれこれを、気ままに綴ります。

乗る飛行機間違えちゃった?

20名様と南フランスへ。

 

日本から南フランス(今回はニースからの旅)への直行便はなく乗り換え。

 

今回はルフトハンザ航空でフランクフルト空港利用。

 

乗継時間は4時間!

少しでも早くホテルに到着したいのに、定刻到着でもニース空港23:40と遅い。

 

空港で時間もて余し過ぎてお疲れのお客様多かったので、

まずはロストバゲージなく定刻出発を祈るばかり。

 

有難いことに5分前出発。

1時間半後にはニース着予定。

 

機内で寝てしまい、起きて時計を見ると24時まわってる・・・

「遅いなあ」と思いながら何かアナウンスしている。

でも睡魔に勝てず・・・ZZZ・・・

 

何度もなにかアナウンスしている・・

まずはフランス語、その後英語。

聞かなきゃと思っているのに最初のフランス語聞いているうちに夢の世界へ。

 

と、思っているうちにど~~~~んという音と共に着陸!24:20

目を覚まさなきゃと外を見ると

 

 Marseille ariport

 

の文字。

 

マルセイユ空港?

宣伝?

看板?

 

と思っていると
 「マルセイユ空港に着陸しました」とアナウンス。

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?

ニースじゃないの???

 

乗る飛行機間違えちゃった?

(搭乗時チケット確認するのでそれは絶対ない!)

 

実はニースの空港周辺が霧で降りられなかったとのこと。

 

さあ、これからどうする?

 

ニース~マルセイユ間は200km、2時間。

いやいやそれより移動手段がない。

 

機内アナウンスでは地上係員が移動のお手伝いをする云々言っていたが、

降りても誰もいない!

ルフトハンザのクルーもとっとと行ってしまい。

(彼らの仕事でないのは重々承知だけれど)

 

ターンテーブルの所にトラブルがあった時にお手伝いをする会社

Global groundがあったので聞いてみると

なんと、12便もの飛行機が到着したため(約1000人とか)

バスもタクシーもない!と残念なお知らせ。

 

現地オペレーターに手配するも、ちょうどイースターの時期で

バスは出払っているので難しいとのこと。

 

待つこと4時間、朝の4時過ぎ

空港内のほぼ全員が立ち去ってから我々もTAXI分乗し、ニースへ

向かう事に。

 

スーツケースがあるので3人しか乗れないため

お2人組4人組の方には分かれてもらって6台バラバラに出発。

最初と最後の時差40分!

 

早朝のガラガラの高速道路、140km位とばして2時間で

ニースのホテル到着。

 

TAXI代はそれぞれ立て替えて頂き、ツアー中に返金しました。

 

1台約¥55000~¥64000(当時のレート)とその金額さもすごい。

 

私が最後にホテル到着したのが7:00。

この日は全員一睡もできずの観光となったけれど、

印象に残る旅になったようです。

 

ちなみに

TAXI代はルフトハンザ航空に会社を通して請求されているはず。

(未確認)