先日破産申請したヴァージンアトランティック航空の思い出。
今月破産申請をすることになってしまった
イギリスの航空会社
ヴァージン・アトランティック航空(以下略語のVS)。
エコノミークラスでも座席が広く
（1機自体の座席数がとにかく少ない！）
且つ食事が美味しいと評判で人気が高かっただけに
非常に残念です。
（因みに日本路線は2015年に廃止になっています）
機内食と言えばエコノミークラスの場合
2種類から選択（和食か洋食のいずれか）が多い中
VSはなんと4種から選択可。
その中でも知る人ぞ知る一番人気だったのが
和食弁当。
搭載数が少なく
なくならないかハラハラして
幸いにもそれがチョイスできた時
勝手に
「このツアーはついている!!!!!」
と気分が良くなったものです（単純です。はい）
そんなVSに乗ってイギリスツアーでの帰国便。
最近ではどこの航空会社もやっている
Web Check inですが
当時はそれができる航空会社が少なく・・・
Web check in をやっておくと
事前に座席が選べ
出発空港での慌ただしさがありません。
最近のツアーはパンフレット上
ペアシート（お客様お隣同士）をお取りするお約束を
しているので我々もわざわざWeb check inをする必要がないのですが
当時はしておかないと
帰りの空港で大仕事に 笑
なので事前にやっておこうと
ホテルのビジネスセンターへ。
今みたいにパソコンどころかスマホもない時代
ビジネスセンターのパソコンを借りざるを得ませんでした。
受付に部屋番号を言って借ります。
航空会社によってWeb Check inに必要な情報は違いますが
当時のVSはどこの航空会社よりも入力箇所が多く
とにかく大変でした。
名前
国籍
生年月日
パスポート番号
発行日
有効期限
パスポート発行地
緊急連絡先
を入力し、座席をペアシートになる様にアレンジし
搭乗券のプリントアウトをひたすら出しました。
その数40名様分＋私。
入力し終えてホッとすると
「エラーが発生しました。もう一度トライ！」
なんて文章が出てきて倒れそうになりながら
ひたすら呼吸もせず（気分的に）
集中して入力しまくりました。
なんとか全員分搭乗券を出し
やっとの思いで受付に終了の旨伝えに行きました。
すると先程の係員がびっくりした顔をして
「アーユーオーケイ？（あなた大丈夫？）」
（そんなにひどい形相だったのでしょうか？？？）
と聞いてきたので
「私ここに2時間位いた？」と言うと
「な～～～～に言ってるの？
時計を見てみなさい。
もう3時間経ってるわよ！！！！！」
私「へっ？？？？？？？？？？？？？？？？？？（そんなに？）」
再び
「アーユーオーケイ？」
（髪の毛が逆立って目が血走ってたのかもしれません）
無事にWeb check inが終わった事で
達成感に満ちていたつもりでしたが
はたからみると焦燥感丸出しだったようです 笑
ヴァージンアトランティック航空というと
和食弁当より
髪の毛が逆立った話が一番に浮かびます 笑
