失業添乗員の珍道中録

添乗員からOLへ、再デビュー日記。

失業添乗員の珍道中録改め、日本のOL生活で発見したあれこれを、気ままに綴ります。

泣く子も黙る?黙らない?

12月のイタリアツアー。

 

こんな事言うのは大変大変申し訳ないのですが・・・

 

この時期のイタリアは雨季(11~12月)で寒くて日が短い!!!

 

 

そんな中、冬は見られる確率がガクッと落ちるカプリ島の青の洞窟へ。

 

 

当時、青の洞窟は行けば必ず見られると思っているお客様が数名いらっしゃって、

説明に苦労したものです。

(人間、頭では理解していてもがっかり感は半端ない)←これがまたこたえる。

 

でも、今回の20名のお客様は理解されており、そこは安心。

 

青の洞窟へ行かれない場合は、代替えプランがありその説明をして

「皆さん、楽しみましょう!青の洞窟へは夏に是非!」

と言いながら、ナポリの港到着。

 

水中翼船に乗り換えてカプリ島へ向かう最中

同行してくれるイタリア人ガイドが

 

「今日入れるぞ!!!!!」

「えーーーーーーーーーーーーーーーーー????????」

 

勝手に入れないと思っていた私の雰囲気がお客様に伝わっていたので、

全員入れないものとして、到着を待っています。

 

カプリ島へ到着後

 

私「すみません、なんか・・・青の洞窟に入れるみたいです・・信じられないんですけど・・・」

「きゃあ―――――――――」

 

モーターボートに乗り換えて洞窟へ向かってる間、

「信じられない」の声々々・・・

「私が一番信じられません」と言って大爆笑。

 

「泣いちゃうかも」言っていた女子大生4人組、

号泣しながら戻ってきて、他の方ももらい泣きしそうに。

 

これが旅の3日目のこと。

ここから一気にお客様同士が近くなり、最後まで盛り上がった

ツアーとなりました。

 

決して楽なツアーではなかったはずなのに、青の洞窟に入れると

満足度が上がる上がる。

他に多少のトラブルがあっても全部帳消しにできる位の力が!

 

逆にどんなに完璧にこなせたツアーでも、洞窟に入れなければ

”失敗”

 

泣く子も黙る

泣く子は泣く?

 

因みに私は初めて洞窟に入ってあの青色を見た時

あまりの美しさに悲鳴をあげました。

添乗員らしからぬ・・・・笑

 

絶対行くべき青の洞窟。