失業添乗員の珍道中録

添乗員からOLへ、再デビュー日記。

失業添乗員の珍道中録改め、日本のOL生活で発見したあれこれを、気ままに綴ります。

えっ!?つかないの???

日本でも最近

 

 

集中豪雨による水害が増えていますが

 

 

ハンガリーブダペストでのお話。

 

 

6月にしては33度という高い気温

 

 

快晴だったのですが

 

 

数週間前の大雨で

 

 

ドナウ河が増水。。

 

 

途中の道も閉鎖されたり

 

 

その為大渋滞になったり

 

 

ツアーもそれなりに影響を受けていました。

 

 

 

ハンガリーの首都ブダペストに到着すると

 

 

河沿いが冠水していました。

 

(嫌な予感)

 

 

1番人気のドナウ河ナイトクルーズが

 

 

その日スケジュールに入っていました。

 

 

・・・が

 

 

 

やっぱり

 

 

 

これも影響してしまいました。

 

 

 

増水の為欠航 

 

 

 

 

が~~~~~~~~~~~~ん。

 

 

 

 

ドナウ河というと

 

 

ウイーンを想像する方が多いのですが

 

 

私はブダペストの景色が一番好きです。

 

 

 国会議事堂が美しい!

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 この角度からの景色が見られなくなり

 

 

非常に残念ですが

 

 

高台からドナウ河流域を一望できる

 

 

場所がある!!!

 

 

ゲレルトの丘へ行こう!!!

 

 

お客様に事情をお話し夕食後いざ出陣!!!

 

 

想像以上に喜んで下さって良かった!

 

 

でも

 

 

でも

 

 

肝心なくさり橋のライトアップがされていない。

 

 

一番日が長い6月といえども

 

 

他の所は明るいのに

 

 

なぜかくさり橋だけは暗い・・・

 

 

演出?

 

 

 

ぱっ!と明かりがつく瞬間が見られるのかな?

 

 

と色々考えてみてもわかる訳もなく。

 

 

 

丘に到着したのが21:30

 

 

通常なら15分位写真を撮って出発なのですが、

 

 

もしかしたら

 

 

22:00にライトアップするかも!!!

 

 

と期待を込めて

 

 

いつもより長く時間をとりました。

 

 

時間を持て余したとしても

 

 

まぁ、良いでしょう。

 

 

22:00前になんとなく全員で集まって

 

 

その瞬間を見よう!

 

 

ということになりました。

 

 

 

そしてその瞬間!!!!!

 

 

 

つかない   泣

 

 

 

なぜかそういう時添乗員は謝ってしまうのです。

 

 

 

「わ~ん、つかない。すみません」

 

 

 

「仕方ないですよ」

 

 

 

「連れてきてくれてありがとうございます」

 

 

 

「綺麗な景色が見られて良かったですよ」

 

 

 

と優しいお言葉を頂戴し

 

 

ホテルへ。

 

 

翌日確認すると

 

 

くさり橋のライトの電源?に

 

 

水が近づき

 

 

危険防止の為にライトアップしなかった

 

 

というわかったようなわからないような

 

 

説明でした。

 

 

 電源がそんな場所にあるのか?って話ですが。

 

 

こんなに綺麗なのに・・・

(船からの景色です) 

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 遠くて見えませんが、本当にくさりの様に見えるのです。

 

 

昼も夜も素敵なドナウ河流域の景色は

 

 

 

本当に美しい・・・・・

 

 

 

因みに・・

 

 

 

昨年、このナイトクルーズで衝突事故が起き

 

 

韓国人ツアー客の7名が犠牲になったニュースが

 

 

ありました。

 

 

強風と雨の悪天候の中

 

 

水位が上がり、近くを航行中の大型客船が

 

 

衝突したようです。

 

 

 安全第一!

 

 

 

シュトラウス:美しく青きドナウ