靴屋での有り得ない話。
スペインでの出来事。
同行したお客様に起きたお話です。
夕食までのフリータイム中に
靴屋さんへ行きました。
そこへAさん(お客様)もいらっしゃって
お互い別々に靴を物色していました。
時には
店員さんに色やサイズがあるか聞く
お手伝いをしながら
靴を見ていました。
Aさんは試着をした後サンダルご購入。
お会計を済ませ、先にお店を出られました。
私も購入しホテルへ。
ホテルでの夕食後Aさんから部屋に電話が。
「今荷物整理をしつつ、さっき買ったサンダルを
見たら・・・・・・
右足が2足入っていました!!!!!!!」
「え~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!」
実はこの話、同僚から聞いた事がありました。
お客様に本当にあった笑い話として
紹介していたのですが
まさか
まさか
まさか
実際に
しかも私もいた場所で起きるとは。
お店はもう閉まっている時間なので
明日の観光中に何とかならないか思案するも
お店と観光地の方向が逆。
困りました。
ガイドさんに相談してみることに。
翌日現れたスペイン人のガイドのMSカミーノ。
昨日の状況を話すと
「よく行くショッピングモールで、靴屋もどこかわかるので
サンダルを預かります」
と言ってサンダル代をくれました。
Aさんも心配して
「お金戻って来なかったらどうするんですか?」
と聞いても
「話せば大丈夫でしょ!」
と心強い返事。
お言葉に甘えて返品&返金してもらう事に
しました。
それから5年後
カミーノさんと再会!!!!!
ガイドと添乗員の関係は
名前と顔が一致しないものの
「一度仕事しましたよね?」
となんとなく覚えている・・・程度。
仕事をしているうちに、どことなく思い出したり
しますが、
私は会った瞬間(ずっと気になっていたので)
「5年前のサンダル代受け取りました?」
と聞いてしまいました。
一瞬
「???」
となりつつ
思い出してくれました。
そして衝撃的な事実が!
「あの靴屋にすぐ行ったのですが、
断られました」
え~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!
在庫を見れば左が2足あるでしょうに・・・
と思うのは日本人の考えだからでしょうか???
レシートも持参していたのに。
通常は
服など購入した後、「気に入らない」という理由でも
返金してくれるのですが・・・
第三者が行ったからいけなかったのか???
全く納得がいかぬまま観光が始まりました。
その時の金額を渡しても
「もう昔の事で忘れてたから要らないわ」
と笑顔。
絶対に受け取ってくれなかったので
ここでも甘えてしまいました。
お会計をする時も
お釣りをもらう時も
常に確認確認とお客様に言い続けてきて
今度は
買った靴の中身をちゃんと確認して下さいと
言わなければいけないのかと
困ってしまった話です。
そういえば
私も同じスペインで
タンクトップとカーディガンのアンサンブルを
購入し
後で確認したら
それぞれのサイズが違うもの(MとL) が
入っていたことが。
これは完全に私の確認ミスですが
(スペインが悪いわけでもありません)
日本なら
レジで
「タンクトップはM、カーディガンはLで
宜しいですか?」って言ってくれるのに。
日本との比較はいけませんが
まだまだ修行は続きます 笑