日本のトイレは嬉しい!
以前海外のWC問題について書きましたが・・・
vinrouge4.hatenablog.com
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日本のトイレが清潔というのは世界的にも有名な話。
でもここも綺麗でした。フィンランド、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港。
ブルー一色。私は赤色の女子用を探してしまいました 笑
それはともかく、
私が日本のWCで
嬉しい!
さすが!
素晴らしい!
と思うこと。
1.トイレットペーパーの紙の質。
柔らかく、ミシン目がしっかり切りやすい、逆にミシン目以外はしっかり。
あっ、最近はミシン目がない方が主流?
ある国では固くごつごつ(紙の形容としては少しおかしいですが・・)していて、こんな固い紙を使って大丈夫なのかと不安になったことも。
日本の百円ショップで買ったポケットティッシュの方が余程質が良かった位。
ミシン目に関しては裂けやすいものも多く、ミシン目毎にプチプチ切れた経験ありです。
また、切れ端がわからない!(サランラップの剥がしはじめのごとく)
2.鍵が完璧に閉まる。
壊れているところはほぼありません。
閉まらないところも、開かなくなることもありません。
実は私が1番言いたいのはコレ!
3.荷物を描けるフックが沢山ある!
海外ではあっても1個、しかも壊れている事が多く「この荷物を一体どうしたら?」と暗い気持ちになります。
置く棚もない。
そういえば日本は棚もありますね!
ヨーロッパに行くと明らかに最初からフックなんてモノはないところばかり。
「信じられない!」
と思ってみたところでどうにもならず 泣
特に冬、コート着用、両手に荷物なんて日にはどうしろと…
じゃあ現地の人はどうしているのかと言うと…
地面に置いている。
驚き桃の木です。
パリのラーメン屋で。
前回すする音が嫌われるお話しをしましたが、それで思い出したことがあります。
フランスツアー最終日はパリで終日フリータイム。
食事もフリーでさてどうするか?
せっかく来たのだからフランスで安く食べられる生牡蠣にするか
バゲットにするか
お米を食べて元気を出すか
そば粉のガレットにするか
この時は寒かったので、ラーメン屋さんに決定!
何もパリでラーメン食べなくても・・・と思われそうですが、パリは日本人の駐在員が多いので少しでも味が悪いとあっという間に噂が広がり閑古鳥状態に。
なのでレベルが高いのです。
とはいえ、外国のラーメンなので日本と同じ味を求めてはいけません。
外国で食べられる事に感謝しながら頂かなくてはいけません。
そんな日本人の為のラーメン屋がいつの頃からか、現地のパリジャン、パリジェンヌ達にも人気となり寒い中外で待ってます。
(かなり古い写真ですが、今回の内容とは無関係です)
日本人が少ないなら行くのやめようかなぁ。
何だか入りにくいなぁ。
…と少し弱気に。
なぜでしょう?
そう
ラーメンをすすれないから!
どうせ食べるならすすりたいよなぁぁぁぁぁ。
でも外国だしなぁぁぁぁぁぁぁ。
でもラーメンは日本の文化だし、日本人経営だしなぁぁぁぁぁぁ。
すすってやる!
と意気込んで暖簾をくぐりました(←本当です)
カウンター席に案内され、まわりを見回すと私以外は全員フランス人。
お箸を器用に使ってみんな食べています。
かと思えばお箸を置いておしゃべりに夢中になっているカップル、麺がふやけてかなり量が増えてますけど~!!
でもでも、当然のことながら音を立てて食べている人は一人もいません。
さぁ、どうしよう?????
ラーメンが来ました。
う~~~~やっぱりすすれない 涙
むにゅむにゅ食べるラーメンのおいしくないこと。
味は良いのです、豪快にすするからラーメンは美味しいのです!
マナー違反(⁉)をしてでもすするべきだったか未だに悩んで、いや、後悔しています。
花粉症の思い出
花粉症の方にとってまだまだ辛い時期ですね。
私も花粉症歴長いのでわかります。
とはいえ、最近日本での症状がそれほどひどくなくなってきました。
添乗員になる前は常にティッシュとお友達状態で、症状を抑えるために薬の服用はもちろん注射も打っていました。
しかもかなり痛い注射で、打ってくれた看護師さん曰く
「痛さのあまり泣いてしまった男性もいます。女性で泣いた人はいません 笑」
実際打ってみて・・・痛かったですがたかが数秒。
泣くに値しませんでした。やはり女性は強い!笑
そんな私がスギ花粉から逃れるように海外添乗へ行くようになりそれはそれは嬉しく。
飛行機に乗って数時間もすると症状がなくなってくるから不思議です。
そして、現地へ飛び花粉症の事をすっかり忘れ、帰りの飛行機で憂鬱になり、帰国し降機後すぐに「くしゃん」・・とまでは行きませんが、ベテラン(!?笑)になってくると飛んでいるのがわかります。
因みに
よくお客様が現地で心配されていたのですが、スギはスギでも南ヨーロッパにある糸杉はヒノキ科なので大丈夫なのです。
↓ひょろひょろと細長い木が糸杉。
海外添乗10年を過ぎると日本よりも海外での症状が強くなりました。
しかも日本の花粉症の時期が終わって4月~6月の時期。
その原因はプラタナス(スズカケの木)
↓
ヨーロッパの街路樹としておなじみプラタナス。厳しい!!!!!
花粉(じゃないのか?)が飛んでいるのが見えるので、日本よりも吸ってる感が強く気分的にかなりの量を蓄積してしまってるんじゃないかと。
イタリアでのツアー中、発症してしまい、鼻をグズグズさせていました。
バスでの移動中、運転手が
「ほらっ、これでかめ!」
とティッシュをくれました。
あ~~~~やってしまった!!!!!
外国人の嫌いな行為をやってしまいました。
鼻をすする音はもちろんの事、(汚い話ですが・・)一度出したものを戻す行為をものすごく嫌うと言われています。
その結果「かめ!」となったわけです。
運転手の気持ちもわかる、でもバスの車内、お客様の前で鼻をかむわけには・・
と悩みましたが、皆様お休み中でしたので・・・かみました 笑
人前で鼻をかむ方がマナー的にどうだろう?と思ってしまうのは日本人だからでしょうか?
この時期になると思い出しては悩んでいましたが、今となっては懐かしい思い出となってしまいました。
国際女性デーの思い出~イタリア
今日は3月8日、国際女性デーだそうで・・・
毎年この日は学生さんの卒業旅行でツアーに出てる事が多かった為、日本でこんなに報道されているとは知りませんでした。
ミモザの花はちょこっとしか写っていませんが、3月8日に撮影したものです。
私が初めてこの日を知ったのは、数十年前のイタリア、フィレンツエ。
半日だったか1日だったかフリータイムがあり、美術館へ行く事にしました。
オリジナルのダビデ像のあるアカデミア美術館です。
ツアーではまず行かない場所ですが(日本人グループはウフィツィ美術館へ行きます)、近年は外国人で異常な混雑ぶりでした。
特にアメリカ人に人気の美術館だそうです。
私が訪れた時は程々の列、並んでいると係員が話しかけてきました。
「切符の購入は不要。こちらからどうぞ」と入口へ連れて行ってくれたので
「なんで?どうして?切符は?」
「今日は女性の日なので女性は入場無料です」
へっ?????????そうなの?????(素直に)嬉しい!!!!!
そんな素晴らしい日があるんだイタリアには!!!
と思ったら世界的だったと後で知りました。
1975年3月8日制定、こんな昔から 笑
よし!これからは3月8日は要チェック!!!フリーがあったらまたどこか行こう!と意気込んでいましたが、カレンダーに記載されている訳ではないので残念なことに毎年忘れていました。
最近はジェンダーレス時代なのでもうこんなサービスはないでしょうが、本当に嬉しかったです。
その嬉しさを当時参加していた学生さん達に話したところ
「女性は結局得する場面が多いですよ。映画のレディースデイやレディースランチ等。男女平等と言っている割には・・・」と男子学生に言われてしまい考えさせられたものです。
「確かにおっしゃる通りで・・・・・」
未だ女性へのサービスがある日本ですが、時代共に変わっていくのでしょうか?
OLになって嬉しいこと。
20年以上前にOLをしていた時は思わなかったのですが・・・
いや、添乗員の仕事をしたからこそ気付いたこと。
「また明日ね~!」「また来週~!」
今この挨拶を使えることをとても嬉しく感じます。
添乗の仕事は基本1人。
自分のペースで進められるし、何しろ気楽。
自分で判断できるという部分も(もちろん会社に確認してからですが)魅力的。
でも時には寂しいことも 笑
一緒にツアーを動かしていく現地の運転手さんや、ガイドさん、オペレーターの方々の力を借りて、楽しく仕事してますが、何か聞いてほしい!って時に近くに同僚がいてくれたらなぁ…と思ったり。
そんな同僚達とは、プライベートで会う約束をしなければ次にいつ、どこで会えるのかわからない状態。
職場に打ち合わせや精算業務で行く度に「久しぶり~元気?」なんて挨拶は実は妙ですね。職場なのに 笑
お互いの今後のスケジュールを照らし合わせ「わ~!◯◯(都市名)で会えるね!」と喜びつつよくよく見てみると、午前午後のスケジュールが全く逆で、同じ都市にいるのに会えないとか、高速道路上反対車線でスレ違ってるとか。(本当にスレ違っているのが見えるので笑えます)
なので添乗先で会えるのは奇跡に近いのです。
ちょっと大げさかもしれませんけど。
全く同じスケジュールでもお互い観光中なので遠くから手を振るしかできなかったり 笑
少しでもお茶飲む時間が合えばそりゃ、本当に嬉しい!
南イタリアで飲んだプーリア式アイスコーヒーです。イタリア人はアイスコーヒーを飲まないと言われてますが、こんな飲み方をしていたんですね。めちゃうまでした!
こんな感じで、スケジュールが合わないと「又、いつかどこかで!」なんてとても同僚とは思えない挨拶が普通でした。
なので今、翌日あるいは週明けに確実に会えるのは、本当に本当に嬉しい事なのでした。
加えて…職場を出れば仕事の事を忘れられる!
常に仕事の事が頭から離れなかった添乗員時代から考えると、退社=息抜きができ本当に嬉しいです。