失業添乗員の珍道中録

添乗員からOLへ、再デビュー日記。

失業添乗員の珍道中録改め、日本のOL生活で発見したあれこれを、気ままに綴ります。

頑張ってるんだけど・・・

9月のイギリス35名様と。

連休がらみの為、大人数に。

 

ベストシーズンは6月~8月と

いわれていて

9月は最高気温20度に届く日が

少なく寒い。

 

でも

猛暑の日本から脱出するには良いのかな?

 

ロンドンから2時間ほどのチェルトナム

ホテルレストランでのこと。

 

西洋人2グループが食事中のところに

20:00予約の我々のグループ登場。

 

入った瞬間、ビアホールのような大きな声声声。

 

そんな中なんとかお客様から飲み物の注文をとって

食事に備えていました。

 

…………が

 

全くもってドリンクが来ない!!!

 

30分以上も!

 

1人分すら来ない。

 

サボっているのか?

 

でもさすがに注文したドリンクは

既に並べられているであろうから

と手伝うつもりで厨房へ行ったのに

 

人がドタバタしているだけで

用意がない。

 

私の感覚としては

誰かが

「ビール大8、オレンジジュース6」

と注文のメモを読み上げて

他の人がドリンクを取りに行き

持ってくる

というのを想像していたのに。

 

そこにいる5人全員で1枚のメモを見て

全員で取りに行くという光景が。

 

さぼってる訳じゃなく、それどころか

全員汗かいてすごい頑張って働いている!

 

う~~~ん、要領が・・・

 

まだ慣れないアルバイト生に違いない。

 

と自分を納得させ

 

お客様に今の状況を説明して

(といってもビアホールの中で

35名様分のテーブルを

まわって説明するのは

声の無駄遣い)

 

ご理解(?)頂きました。

 

皆様の辛抱強さに感謝!

 

 

注文して1時間後(!)全部の飲み物が揃ってから

食事が運ばれてきたので

イギリスのシンプルな夕食に

なんと2時間!

 

終わった途端皆様ぐったり。

 

 

このツアーから1年後の7月

39名様と

同じくチェルトナムの別ホテルでのこと。

 

チェックイン後お部屋に入らず

そのままレストランへご案内。

 

 

 

この日ランチのボリュームが全くなく、

皆さまお腹がぺこぺこに。

 やっと夕食!

 

 

メニューは

「鱒」

 

シンプルに美味しく食べられる

無難なメニュー。

 

 

私はドリンクの注文とった後、フロントで

ポーターが運ぶまでの荷物の

見張りをしたり、手続きをしたり。

 

レストランと行ったり来たり。

 

今回はドリンクもちゃんと出ているし

一品目のスープも問題なさそうだし

と又、フロントへ。

 

レストランへ戻ると2品目の鱒が。

 

 

でも皆さんの両手は膝の上。。。。。。。。

 

 

聞けば

 

「とても甘くて食べられません」

「は?」

 

見た目もすごい!

 

 

頭と尾っぽを切って開きにして

やきそば(風)の上に乗っている。

 

はっきり言ってとても

 

 

 

グロテスク

 

 

 

味は・・・

(全員私を注目)

 

 

煮物の味付けの甘さではなく

 

 

砂糖のみの甘さ

 

以上!

 

 

焼きそば風のものも謎。

 

 

一口で私の手も膝の上に・・・

 

 

ウエイターの元へ行って言いました。

 

 

「ごめんなさい。魚があんな風にカットされていて

お客様みんなびっくりして食べられません。

味も甘すぎるので残します」

と。

 

近年、イギリス人も自国の料理の不評さに気づいて

創作料理に目覚めたらしいのですが。

 

これは本当に無理でした。

(即会社へレポート)

 

 

40人分全部残してしまって申し訳なかったけど。

 

 

シェフ頑張ってるんだけど・・・なあ。