モーニングコール
海外旅行に行くと・・・
時差ボケとハイテンションのため
やたら早く目が覚めてしまう人が多いです。
特に旅の中盤までは、その傾向が高く
到着した翌日は前夜が余程遅くない限りは
早朝どころか真夜中に目が覚めてしまって
全く眠れなくなってしまうという方も少なくありません。
だからと言って睡眠薬を飲んでしまうと・・・
こんなこともあるので要注意です。
寝坊防止の為に目覚まし時計を持ってくる人って
ほとんどいらっしゃいません。
今でこそ携帯、タブレット類が使えますが、昔はなかった・・
腕時計に頼るしかなく、今考えればちょっと怖いかも。
日本のホテルや旅館には時計があるので、そのつもりで 出掛けると
特にヨーロッパにはない所がほとんどで、驚くお客様もいらっしゃいました。
なので
念の為、寝坊防止の為にホテルに頼んでモーニングコールを
全お部屋に掛けてもらっています。
海外なので遅すぎたり、早すぎたり、鳴らなかったり・・
というのは当たり前。
今まで一番びっくり仰天したモーニングコールは
場所は全く覚えていませんが
TVが突然ついて大音量が鳴り響く
というのがありました。何事かと 笑
また、私は電話をとって録音かもしれないけれど一応
その国の言葉でお礼を言ってみます。
思いがけず返事が来て「生声だったんだ~」と勝手に感動したり
他には「おはよう」とたどだとしい日本語で全部屋に電話をしてくれた
フロントスタッフがいて、朝から幸せをくれる人たちもいれば
電話が鳴らず慌ててしまうことも。
早朝出発、特に最後の日になるとすっかり時差ボケも治っているので
寝坊してしまう方が多く、ホテルのモーニングコールがここに来てやっと
役に立ったという方も。
いちばんドキドキしたのが
ツアー最終日、モーニングコール4:30。
時間を過ぎでも電話が鳴りません。
学生さんのツアー、しかもまだ携帯を持ってる人がいない時代、
焦ってフロントへ電話・・・が、しようとしてもうんともすんとも言わず、
嫌な予感。
フロントまでわざわざ降りて行って聞いてみると
「今全部屋の電話がつながらない…」
ひゃあ
これはまずい。
一応そういう事もあるかもしれないのでちゃんと自分で目覚ましかける様に
言っておいたけど大丈夫かなぁ?と心配に。
実はこのツアーで女子2人に
「どうしてモーニングコールから出発までの時間が1時間45分しかないんですか?」
と聞かれました。
「あくまでも寝坊防止だから。じゃあ、あなた達はどれくらい前に起きてるの?」
「2時間前に起きてお化粧」との~~~~んびり口調。
「・・・・・」
確かにそのお2人はいつもお化粧バッチリ!!!
果たして大丈夫か?????
心配だったので部屋にノックに行き全員の返事を聞いたのであとは待つばかり。
みんなと~~~~~~~っても眠そうに登場。
そして最後に例の彼女達、なんと
すっぴん!!!!!!
でもその方が可愛い!
自分たちで目覚まししていなかった様で、私のノックで起きたとのこと。
若い人達にとって早朝出発はかなり酷でした。
ちなみに・・・
その彼女の1人を半年後偶然某ターミナル駅でお見掛けしました。
学生時代はあんなにのんびり口調だったのに、
社会人になってスーツ来てとっても慌ただしく、早歩きをしていました。
今、どうしているのかなぁ???
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